祈り
(甲斐田ゆき as クラピカ)

見つめあう瞳に 微笑(ほほえみ)を映した
血を受けたあの夜 もう遠い日

悲しみに背を向け亡骸(なきがら)を見つめる
沈黙の音が裂ける

息を殺して復讐の誓い
冷たい炎 鮮やかに

夜の風を待つ緋色の目 (かえ)るまで
この怒りいつか祈りに

限りなき欲望 (さび)ついた傷跡
人はなぜ苦しみ傷つけあう

ぬくもりを感じた (てのひら)の記憶が
呼吸して振るえている

永久に響けよ 魂魄(こんぱく)のエレジー
時の叫びを眠らすな

腐敗した骨を粉々に打ち砕け
暗黒の空に消えゆけ

夜の風を待つ緋色の目 (かえ)るまで
この怒りいつか祈りに

夜の風を待つ緋色の目 (かえ)るまで
この怒りいつか祈りに

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