うんちくの4.チョコっと違う
あーキルア、またチョコロボくん食べてる!
好きなんだからさ、別にいいじゃん。
だってまた箱買いしたでしょ!もう、だめだよ!
でもさ〜、チョコってやめらんないんだよね。
昔さ、チョコレートをお湯で溶いて「ココアー」とかやらなかったか?
えー、そうなの?
ダッセー。やらねーよ。そんなこと。
ダサい人間に向かってダサいというのは失礼だぞ、キルア。
そりゃお前のほうがよっぽど失礼だぜ・・・
まあ、チョコレートもココアも、同じカカオを原料としているわけだから、
味が一緒なのは当然だろうな。
うんしょ、うんしょ。あっ、本当だー。ココアの味だねっ!
(こいつ試してるよ・・・)おいゴン、ちょっとソレ貸せよ。
いいよ。はいどーぞ。
ゴクゴク。・・・うーん、似てるけど微妙にちげーよな。
実際、ココアは、カカオを加工する際に、脂肪分を少し抜いて水に溶けやすくしているんだ。
逆にチョコレートは、その際に余った脂肪分を追加して製造されている。
結果、チョコレートのほうが脂肪分が多いから、その分味に違いが出るのだろう。
まぁ結局、オレ様はダサくはなかったというわけだ!
・・・なぜそうなるんだ?
でもさぁ、レオリオ、なんでチョコをお湯にとくなんて思いついたの?
ああ。そりゃな。バレンタインデーにいっぱいチョコもらうだろ?
食いきらねーからよ、いろいろ工夫してみたんだ。これぞ、男の料理だ!
そんなにいっぱいもらったんだ。
まぁな〜。俺様はよぉ、ほら、人気者だからよぉ(全部義理だったけどな)。
そうか。すごいな、レオリオは。人気者なんだな。たくさんチョコをもらったのか。良かったな。
・・・クラピカぁ、目が・・・赤い・・・よ?
馬鹿、逃げるぞゴン。
う、うん・・・!(なんでクラピカ怒ってるんだろう?蜘蛛でも居たのかなぁ?)
ポイント:最初にココアを造ったのは、オランダのヴァン・ホーテン社なのだよ。

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